2014年03月31日
ムハンアマゴはどうなるのか?
2005年のある日良く晴れていたがあまり釣れなかった、
釣っている途中から枯れ葉が流れてくるようになった
晴れているのに枯れ葉が流れて来るのは上流で
何かが起こっている事と判断して釣りをやめて
林道を歩いていると軽自動車が下って来て
「釣れました?」と運転手が話しかけて来た
「あまり釣れません」と私は答えながら後ろの席も
見てみるとウェットスーツ姿の人が寒そうに震えていた、
私は密猟だと思ったが密猟の人が話しかけてくるはずが無い。
数年経ってその谷で「ムハンアマゴ」が釣れた

その時点で佐藤成史さんの著書でそう言う魚の存在は知っていたが
まさか私が行く谷に居るとは思わなかった、名前としては「イワメ」と言うが
この名前を名乗れるのは大分県、三重県、茨城県の三県のそれぞれ一つの谷に
生息する「ムハンアマゴ(ヤマメ)」だけなので私が釣ったのは「ムハンアマゴ」
と言う事になりその後色々調べてみると私が行く谷でも生息していたらしい、
しかし2005年のの調査で確認されず「絶滅したかも知れない」との結論が
出たそうだ。
どうやら私が密猟者と思った人たちは調査の人たちだったようだ、
しかし、私が釣ったのは2007年で「居ない」と判断された後、
次に釣ったのは2009年「ムハンアマゴ」の特徴をしっかり撮影出来た

三匹目は2011年偶然とは思うが奇数年ばかりだった
三匹はそれぞれがそれほど離れていないポイントで釣れた、
2004、2008に大増水が有ったがその後でも釣れたと言う事は
魚は相当の忍耐力を持っている。

調査隊が一旦居なくなったと判断した魚がまだ居たと言う事は
どういう事か??と妄想してみた。
調査隊の判断が間違っていたかも知れないが間違っていなかったとすると・・・
わたしはこう考えた、
見た目は普通のネイティブアマゴの中に「ムハンアマゴ」のDNAを持った
アマゴが複数居てその内のペアーが産卵して「ムハンアマゴ」が復活したのではないか?
一匹目の魚と二匹目の魚はひょっとすると親子なのかも知れないとさえ思ってしまう。
つい数年前にも大増水がありこの谷でも谷の斜面が崩れたり林道も数カ所崩落して
流れが変わった箇所も多く最終集落の前の流れは3度の大増水で魚は居なくなってしまった
いまこの時点で谷の中に「ムハンアマゴ」は居るのか??
もしもまた釣れたら魚の繁殖能力を尊敬したい、
それを確かめるためにも私はこの谷へ通い続けたい。

釣っている途中から枯れ葉が流れてくるようになった
晴れているのに枯れ葉が流れて来るのは上流で
何かが起こっている事と判断して釣りをやめて
林道を歩いていると軽自動車が下って来て
「釣れました?」と運転手が話しかけて来た
「あまり釣れません」と私は答えながら後ろの席も
見てみるとウェットスーツ姿の人が寒そうに震えていた、
私は密猟だと思ったが密猟の人が話しかけてくるはずが無い。
数年経ってその谷で「ムハンアマゴ」が釣れた

その時点で佐藤成史さんの著書でそう言う魚の存在は知っていたが
まさか私が行く谷に居るとは思わなかった、名前としては「イワメ」と言うが
この名前を名乗れるのは大分県、三重県、茨城県の三県のそれぞれ一つの谷に
生息する「ムハンアマゴ(ヤマメ)」だけなので私が釣ったのは「ムハンアマゴ」
と言う事になりその後色々調べてみると私が行く谷でも生息していたらしい、
しかし2005年のの調査で確認されず「絶滅したかも知れない」との結論が
出たそうだ。
どうやら私が密猟者と思った人たちは調査の人たちだったようだ、
しかし、私が釣ったのは2007年で「居ない」と判断された後、
次に釣ったのは2009年「ムハンアマゴ」の特徴をしっかり撮影出来た

三匹目は2011年偶然とは思うが奇数年ばかりだった
三匹はそれぞれがそれほど離れていないポイントで釣れた、
2004、2008に大増水が有ったがその後でも釣れたと言う事は
魚は相当の忍耐力を持っている。

調査隊が一旦居なくなったと判断した魚がまだ居たと言う事は
どういう事か??と妄想してみた。
調査隊の判断が間違っていたかも知れないが間違っていなかったとすると・・・
わたしはこう考えた、
見た目は普通のネイティブアマゴの中に「ムハンアマゴ」のDNAを持った
アマゴが複数居てその内のペアーが産卵して「ムハンアマゴ」が復活したのではないか?
一匹目の魚と二匹目の魚はひょっとすると親子なのかも知れないとさえ思ってしまう。
つい数年前にも大増水がありこの谷でも谷の斜面が崩れたり林道も数カ所崩落して
流れが変わった箇所も多く最終集落の前の流れは3度の大増水で魚は居なくなってしまった
いまこの時点で谷の中に「ムハンアマゴ」は居るのか??
もしもまた釣れたら魚の繁殖能力を尊敬したい、
それを確かめるためにも私はこの谷へ通い続けたい。

Posted by おいかわ at 13:35│Comments(8)
│短編小説、その他
この記事へのコメント
本当に全く斑が無いのですね。
ネイティヴアマゴのDNAの件は、私も同感です。
何時までも生き延びていてほしいものです。
ネイティヴアマゴのDNAの件は、私も同感です。
何時までも生き延びていてほしいものです。
Posted by Blue Wing Olive at 2014年03月31日 20:47
こんばんは
>Blue Wing Oliveさん
模様そのものは有りませんが側線にそって
やや黒い太い線が入っているのが特徴で
見る角度によってはほとんど見えません。
今のところ「ムハンアマゴ」はネイティブの証ですが
今後どうなるのか解りませんねぇ。
>Blue Wing Oliveさん
模様そのものは有りませんが側線にそって
やや黒い太い線が入っているのが特徴で
見る角度によってはほとんど見えません。
今のところ「ムハンアマゴ」はネイティブの証ですが
今後どうなるのか解りませんねぇ。
Posted by おいかわ
at 2014年03月31日 21:09

パーマークが無いといってもスモルトとは全然違う姿で、
三枚目の写真は体だけ見るとアユみたいな色してますね。
無斑のアマゴがいるなんて初めて知りました。
三枚目の写真は体だけ見るとアユみたいな色してますね。
無斑のアマゴがいるなんて初めて知りました。
Posted by タキビ at 2014年03月31日 21:24
こんばんは
>タキビさん
スモルトとはヒレの色で区別出来ます、ウグイと間違う
可能性も有りますがこの谷にはウグイとカワムツは
居ないので間違いません。
同じ山系の分水嶺の反対側にはこのタイプのイワナも居る
そうですがパーマークが乱れたタイプの「ナガレモンイワナ」
は釣った事が有ります、この谷はすごく面白いです。
>タキビさん
スモルトとはヒレの色で区別出来ます、ウグイと間違う
可能性も有りますがこの谷にはウグイとカワムツは
居ないので間違いません。
同じ山系の分水嶺の反対側にはこのタイプのイワナも居る
そうですがパーマークが乱れたタイプの「ナガレモンイワナ」
は釣った事が有ります、この谷はすごく面白いです。
Posted by おいかわ
at 2014年03月31日 21:35

こんばんは~。
最近は活発に活動されているようでちょっと羨ましいな~と時々拝見しています。
6世代くらい世代交代してると血が濃くなって優勢遺伝するとも聞きますのでイワメも隔世遺伝で出現するのかも知れませんね~。
私の知っているところは保護指定されていますが、まだ要るのかな~?
いつかまた出会ったらいいですね~(^-^)
最近は活発に活動されているようでちょっと羨ましいな~と時々拝見しています。
6世代くらい世代交代してると血が濃くなって優勢遺伝するとも聞きますのでイワメも隔世遺伝で出現するのかも知れませんね~。
私の知っているところは保護指定されていますが、まだ要るのかな~?
いつかまた出会ったらいいですね~(^-^)
Posted by gohdon at 2014年03月31日 22:30
こんばんは
>gohdonさん
今年は行けなかった二年分+今年の分合わせて
三年分釣ってやろうかと思ってます。
もう一つの棲息地はもっと沢山居たはずなので
まだ居るのではないでしょうか?
今年漁協の爺さんと話をした時に
「魚って結構強いんだよ」って言ってましたが
自然の変化に対しては相当強いと思いますが
人為的な物が絡むと弱くなると思うんだけどなぁ、
集落の前の流れを見てそう思いました。
>gohdonさん
今年は行けなかった二年分+今年の分合わせて
三年分釣ってやろうかと思ってます。
もう一つの棲息地はもっと沢山居たはずなので
まだ居るのではないでしょうか?
今年漁協の爺さんと話をした時に
「魚って結構強いんだよ」って言ってましたが
自然の変化に対しては相当強いと思いますが
人為的な物が絡むと弱くなると思うんだけどなぁ、
集落の前の流れを見てそう思いました。
Posted by おいかわ
at 2014年03月31日 23:18

写真をまじまじ観て... 『面白い!!』
...これが偽らざる感想です^^
アマゴって可憐な割に逞しい。
以前myブログに 近親相関的DNAの衰退と
イワメについて書きましたが、こうやって拝見
すると 逞しさを感じます。
「残って欲しい」...
貴重な写真観れて、なんか嬉しく思いました^^
...これが偽らざる感想です^^
アマゴって可憐な割に逞しい。
以前myブログに 近親相関的DNAの衰退と
イワメについて書きましたが、こうやって拝見
すると 逞しさを感じます。
「残って欲しい」...
貴重な写真観れて、なんか嬉しく思いました^^
Posted by kaz13
at 2014年04月02日 21:13

こんばんは
私が釣った「ムハンアマゴ」が何匹の中の一匹なのかが
気になるところでもしも数匹のうちの一匹ならば
親子の可能性大で三匹目もその直系の可能性も
ある訳で・・・
ここは何としてもまた釣らないといけませんね。
私が釣った「ムハンアマゴ」が何匹の中の一匹なのかが
気になるところでもしも数匹のうちの一匹ならば
親子の可能性大で三匹目もその直系の可能性も
ある訳で・・・
ここは何としてもまた釣らないといけませんね。
Posted by おいかわ
at 2014年04月02日 21:39

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