2008年04月10日
特殊斑紋渓魚に対しての私の考え
佐藤誠次さんの著書「瀬戸際の渓魚たち」の中の
様々な魚のうちで私が気になっているのは
「ナガレモンイワナ」、「ムハンイワナ」、「イワメ」
の3種です。
この3種類の魚のキーワードはパーマーク、
パーマークが乱れて流れている様に見えるイワナを
「ナガレモンイワナ」と呼びすべての模様の無いイワナを
「ムハンイワナ」と呼びます。
パーマークの乱れ方は様々で2種類のイワナはそれほど
遠くない川で見付かっています、そこで私が発想した事は
パーマークの乱れが進んで「ムハンイワナ」になったのではないか?
誰でも考えそうな発想ですが私がもっと気になるのは
アマゴやヤマメのパターンです。
アマゴやヤマメの場合では「イワメ」と言うパーマーク消失の
魚が存在します、パーマークどころか朱点も黒点の有りません
しかし「ナガレモンアマゴ」と言うべきアマゴは見たことも聞いた
事も有りません、その替わりに妙に模様の薄いアマゴは数匹
釣った事が有ります、鰭が黄色く下がオレンジ色だったので
銀化では無いはず、そのアマゴを釣った谷は「イワメ」が棲んでいる
隣の谷です、その頃から急に「特殊斑紋渓魚」の存在が気になり
始めました。
そんなことを考えながら谷を巡っているととある山系で朱点と黒点
が極端に少ない(一個か二個)アマゴが釣れました、振り返ってみると
初めてその谷に入った時にも同じタイプのアマゴを釣っていました。
「へー、この谷にはこんなアマゴがいるんだ」その山系の他の谷を
しばらく探っていると背中に黒点の無いアマゴが釣れて他の
釣り人からも「私もその谷でそんなアマゴを釣ったよ」と報告が
有りました。
いくつかの文献を読んだところ「イワメ」は突然変異が遺伝子として
継続しているアマゴやヤマメの亜種とされ日本で数カ所の谷で
そう呼ばれる事になってますが他の川でも突然変異で出ているようです。
ちょっと待てよ・・・いきなり何にも模様無しの魚なんだろうか??
「ナガレモンイワナ」に対するアマゴのパターンは?
何時か釣った模様の薄いアマゴか?「薄斑アマゴ」??
「そうか!!!」
イワナはパーマークが流れ流れて無くなっていき
アマゴは薄くなっていって「イワメ」になるのではないか??
アマゴやヤマメは劣性遺伝で突然変異が遺伝子に残り難い
そうだが徐々に変化していく進化(退化?)と考えれば
納得出来るかも?突然変異も確かに有るだろう。
背中に黒点の無いアマゴが棲む山系の場合は模様のパーツ
が一つずつ消滅していく退化と言う事になりこの山系で
「イワメ」タイプが複数出ればかなり説得力ありですがどうかなあ?
しかしこれはあくまでも私の勝手で独断的な発想で
ある事をご了承下さい。
ただ一つ確実に言える事はそう言った進化や退化のスピード
よりも環境の変化による渓魚の減少の方が圧倒的に速い!。
と言う訳で「イワメ」はアマゴやヤマメの退化型と考えて
釣りのライフワークとして今後も釣りを楽しもうと思います。
以上、妄想フライフィッシャーのおいかわでした。
様々な魚のうちで私が気になっているのは
「ナガレモンイワナ」、「ムハンイワナ」、「イワメ」
の3種です。
この3種類の魚のキーワードはパーマーク、
パーマークが乱れて流れている様に見えるイワナを
「ナガレモンイワナ」と呼びすべての模様の無いイワナを
「ムハンイワナ」と呼びます。
パーマークの乱れ方は様々で2種類のイワナはそれほど
遠くない川で見付かっています、そこで私が発想した事は
パーマークの乱れが進んで「ムハンイワナ」になったのではないか?
誰でも考えそうな発想ですが私がもっと気になるのは
アマゴやヤマメのパターンです。
アマゴやヤマメの場合では「イワメ」と言うパーマーク消失の
魚が存在します、パーマークどころか朱点も黒点の有りません
しかし「ナガレモンアマゴ」と言うべきアマゴは見たことも聞いた
事も有りません、その替わりに妙に模様の薄いアマゴは数匹
釣った事が有ります、鰭が黄色く下がオレンジ色だったので
銀化では無いはず、そのアマゴを釣った谷は「イワメ」が棲んでいる
隣の谷です、その頃から急に「特殊斑紋渓魚」の存在が気になり
始めました。
そんなことを考えながら谷を巡っているととある山系で朱点と黒点
が極端に少ない(一個か二個)アマゴが釣れました、振り返ってみると
初めてその谷に入った時にも同じタイプのアマゴを釣っていました。
「へー、この谷にはこんなアマゴがいるんだ」その山系の他の谷を
しばらく探っていると背中に黒点の無いアマゴが釣れて他の
釣り人からも「私もその谷でそんなアマゴを釣ったよ」と報告が
有りました。
いくつかの文献を読んだところ「イワメ」は突然変異が遺伝子として
継続しているアマゴやヤマメの亜種とされ日本で数カ所の谷で
そう呼ばれる事になってますが他の川でも突然変異で出ているようです。
ちょっと待てよ・・・いきなり何にも模様無しの魚なんだろうか??
「ナガレモンイワナ」に対するアマゴのパターンは?
何時か釣った模様の薄いアマゴか?「薄斑アマゴ」??
「そうか!!!」
イワナはパーマークが流れ流れて無くなっていき
アマゴは薄くなっていって「イワメ」になるのではないか??
アマゴやヤマメは劣性遺伝で突然変異が遺伝子に残り難い
そうだが徐々に変化していく進化(退化?)と考えれば
納得出来るかも?突然変異も確かに有るだろう。
背中に黒点の無いアマゴが棲む山系の場合は模様のパーツ
が一つずつ消滅していく退化と言う事になりこの山系で
「イワメ」タイプが複数出ればかなり説得力ありですがどうかなあ?
しかしこれはあくまでも私の勝手で独断的な発想で
ある事をご了承下さい。
ただ一つ確実に言える事はそう言った進化や退化のスピード
よりも環境の変化による渓魚の減少の方が圧倒的に速い!。
と言う訳で「イワメ」はアマゴやヤマメの退化型と考えて
釣りのライフワークとして今後も釣りを楽しもうと思います。
以上、妄想フライフィッシャーのおいかわでした。
Posted by おいかわ at 01:28│Comments(2)
│短編小説、その他
この記事へのコメント
はじめまして、
特殊斑紋におもわずライズしてしまいました。
そちらには、ナガレとムハンとイワメが居るんですね、ムハンイワナはゲットしましたか?
これらの魚を実際に見てしまうと、なんでこんなのが居るのだろうと考えてしまいますよね、
私もその系統のマニアですので、情報交換したいと思っています。
よろしくお願いいたしま~す。
特殊斑紋におもわずライズしてしまいました。
そちらには、ナガレとムハンとイワメが居るんですね、ムハンイワナはゲットしましたか?
これらの魚を実際に見てしまうと、なんでこんなのが居るのだろうと考えてしまいますよね、
私もその系統のマニアですので、情報交換したいと思っています。
よろしくお願いいたしま~す。
Posted by CREEK WALKERS at 2008年04月11日 21:56
はじめまして、こんばんわ
ムハンイワナはまだ釣った事が有りません
おそらくこれからも無いと思います。
他の二つのタイプは佐藤さんの本で
書かれている谷とは違う谷で釣ったので
よけいに気になってます。
とにかく私が釣りに入っている山系は
様々な分野の研究課題が満載です、
歴史、産業、生物、植物、気象、交通、鉱物
登山、等々絶対に退屈しない山です。
ムハンイワナはまだ釣った事が有りません
おそらくこれからも無いと思います。
他の二つのタイプは佐藤さんの本で
書かれている谷とは違う谷で釣ったので
よけいに気になってます。
とにかく私が釣りに入っている山系は
様々な分野の研究課題が満載です、
歴史、産業、生物、植物、気象、交通、鉱物
登山、等々絶対に退屈しない山です。
Posted by おいかわ
at 2008年04月12日 01:29
