M川で40年釣る餌師の話

おいかわ

2020年07月21日 19:52

早起きするつもりが気力が戻らず
1時間遅れで9時過ぎから釣り始める
この時期8時でも遅い!

水量は前回よりも多いが問題は無さそう
一つめのポイントでは反応無し
次のポイントで1匹目

ちょうど車を停めたすぐ横

その後小さいアマゴを2回ほどバラし
反応も小さい魚が数回
どうもここの魚には避難指示が発令された様だ。

県道沿いのコンクリートに座って
パンとお茶の昼をしていると
車が止まった、

40年この川で釣ってる餌釣り師だった
フライロッド一本分離れて
話をすると
「渡り廊下の谷」の南側の谷へ入った時に
雨が降って来て水かさが増すと
急に尺あまごが数匹釣れて連れがもっと釣りたいと言って
さらに釣り上がったが戻れなくなって水が引くまで
三時間動かずに待ってから下ったそうだ
その谷は「ゴラムの谷」で以前は堰堤も一つ有ったそうだが
出来て数年で壊れて無くなったそうだ。
他にもまだ廃村風景の残る茨川で釣ったとか
「炭焼き谷」の堰堤の上の大プールに尺あまごが
沢山いたとか(その話は結構聞いた)
フライフィッシングの講習には行ったけど
テンカラまでだったと言う
こう言う餌釣り師の何と多い事か
そして餌釣り師はフライフィッシャーを
過大評価している。
最後に
「この川は良いよ〜、小さなアマゴが居るから、
他の川じゃ放流したらすぐに釣られて何も居なくなる」
と言う、
その釣り師さえ
「もうここ辺は魚居らんやろ」って言う

私もこの川で釣りをする様になって
20年以上になる
何度も大増水に見舞われるがそれでも
それぞれの谷にアマゴが居る
「良い川だ」


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